ECサイトの業務フローをまとめる

ECサイトはいくつかのプラットフォームがあります。Base / Shopify などがよく使われているかと思います。

ECサイトは企業HPと違い、業務フローのアグリーを取ってから、プラットフォームの選定・デザイン・実装と進めることが多いです。

なので、今回は、ECサイトで必要な業務フローをまとめておきます。

目次

ECサイトの購入フロー

購入者、ECサイト、運用担当者の3つに役割が分けられます。

購入者 (Customer)

  1. サイトにアクセス (Access Website)
    • 購入者はブラウザやアプリを使ってECサイトにアクセスします。
    • ホームページや商品カテゴリーを閲覧します。
  2. 商品を選択 (Select Product)
    • 検索機能やフィルターを使って、欲しい商品を探します。
    • 商品詳細ページで価格、レビュー、在庫状況などを確認します。
    • 必要に応じてカートに商品を追加し、ショッピングを続けます。
  3. 注文完了 (Complete Order)
    • カートに追加した商品を確認し、必要に応じて数量やオプションを調整します。
    • 配送先情報や支払い方法を入力し、注文を確定します。
  4. 注文完了メール (Order Confirmation Email)
    • 注文が確定すると、自動的に購入者に確認メールが送信されます。
    • メールには注文内容、注文番号、予想配達日などが記載されています。
  5. 出荷完了メール (Shipping Confirmation Email)
    • 商品が倉庫から出荷されると、出荷完了メールが送信されます。
    • メールには追跡番号や配送業者の情報が含まれています。
  6. 配送状況確認 (Track Shipment)
    • 追跡番号を使って、配送業者のウェブサイトやアプリで配送状況を確認します。
    • 配達予定日や現在の配送状況を確認します。
  7. 到着 (Delivery)
    • 商品が購入者の指定した住所に到着します。
    • 到着後、商品を確認し、必要に応じてカスタマーサービスに連絡します。

ECサイト (E-commerce Site)

  1. 注文完了 (Order Completion)
    • 購入者が注文を確定すると、注文情報がECサイトのデータベースに保存されます。
    • 在庫管理システムが在庫数を更新します。
  2. 管理画面で確認 (Review Order on Admin Panel)
    • 運用担当者が管理画面で新しい注文を確認します。
    • 注文内容、配送先情報、支払い状況などをチェックします。

運用担当者 (Operations Staff)

  1. 注文完了メール (Order Confirmation Email)
    • システムが運用担当者にも注文完了メールを送信します。
    • 運用担当者はメールを確認し、次のステップに進みます。
  2. ピッキング (Picking)
    • 倉庫のスタッフが注文リストに基づいて商品をピッキングします。
    • 商品の品質をチェックし、必要な場合は梱包します。
  3. 出荷処理 (Shipping Processing)
    • ピッキングされた商品を出荷準備します。
    • 送り状を作成し、商品に貼付します。
  4. 出荷指示 (Shipping Instruction)
    • 出荷指示を行い、配送業者に商品を引き渡します。
    • システムに出荷情報を入力し、購入者に通知します。
  5. 出荷完了 (Shipping Completion)
    • 商品が配送業者によってピックアップされ、出荷が完了します。
    • 出荷完了ステータスが更新され、購入者にメールが送信されます。

運用フロー

フローにするとわかりやすいです。

Summary

ECを導入されるクライアントさんには事前に会話しておくと、リリース後の運用もすんなり入りやすいですし、どの程度運用コストを想定しておけば良いかも理解してもらいやすいと思います。

実際には、業務フローには、「在庫管理フロー」「キャンセル対応フロー」があると思うのでそこも事前に伝えられると良さそうです。

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